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私の印象に残った日本映画 BEST200BEST200 
画像黒い太陽 negative映画ベスト10

 

順位 タイトル 監督 製作年 memo
1  サンダカン八番娼館・望郷 熊井啓 1974 「つらい場面でカメラが寄っていく」と言われた演出が見もの。
2 仁義の墓場 深作欣二 1975 全編に漂う血の匂い、好き嫌いがハッキリ分かれる。芹明香が絡む。
3 近松物語 溝口健二 1954 刑場に向かう長谷川一夫がすばらしい。
4 ふるさと 神山征二郎 1983 この美しい風景を見ると自然を壊してまで、ダムを造る必要があるのだろうか?
5 サード 東陽一 1978 寺山修司脚本、主人公の母親役の島倉千代子がひかる。
6 祭りの準備 黒木和雄 1975 脚本を担当した中島丈博の自伝的作品、からみの多い中新人竹下景子が初々しい。
7 十三人の刺客 工藤栄一 1963 いわゆる集団時代劇の金字塔、濛々とした殺気がこの時代の雰囲気か?
8 愛を乞うひと 平山秀幸 1998 暴力の連鎖を鋭く告発する。今最も注目の中堅監督
9 阿弥陀堂だより 小泉堯史 2002 2002年最良作。長野の自然と老人たちの織り成す人間ドラマ。ゆったりとした気分で鑑賞するとまた一味違った、味わいがあると思う。
10 (秘)色情めす市場 田中登 1974 いわゆる日活ロマンポルノの一本、営業とは言えひどい題名を付けたものである。当時、田中監督は幼い子供を亡くしこの映画に、怨念を込めるがごとく演出する。大阪西成に持ち込んだカメラは一人の娼婦の行く末を優しく見つめる。村田英雄の「王将」が流れるラストシーンは衝撃を受ける。
11 竜二 川島透 1983 ガンで若くして逝った主演金子正次の遺作。とっても勇気のある永島瑛子の最高作でもある。
12  火まつり 柳町光男 1985 一種異様な雰囲気が漂う映画である。差別と偏見が支配する共同体が崩壊していく過程がじわっと描かれる。私の地方の言葉で言うと「おそがい」映画である。
13 ボクサー 寺山修司 1977 寺山のボクシング論がおもしろい。J・Aシーザーの音楽がすばらしい。
14 東京物語 小津安二郎 1953 世界中が分析し尽くした映画。深い絶望と寂寥感はどの世代でも理解できよう。
15 泥の河 小栗康平 1981 「遊びにきたんか」子供のセリフが切ない。貧しい時代の日本がそこにはある。加賀まり子の復活がうれしい。
16 ア・ホーマンス 松田優作 1986 監督交代という不幸な形で公開された作品。しかしながら、凝りに凝った優作作品の中でも異色のクリーンさを持つ。私は未だにベスト作だと信じている。
17 冬の華 降旗康男 1978 高倉健主演。任侠映画がやや下火になった時期に公開。セリフのない小林稔侍が実にかっこいい。
18 帰らざる日々 藤田敏八 1978 長野県飯田市を舞台にした辛口青春もの。
19 七人の侍 黒澤明 1954 アクションを思想にまで゛高めたと言われたのは、クロサワだけ。
20  みな殺しの霊歌 加藤泰 1968 犯罪とやさしさは紙一重、倍賞千恵子主演。知られざる名作。
21 神々の深き欲望 今村昌平 1968 神話的な島を舞台にした膨大な物語。今村作品で未だにこの作品を超えたものはないと思うのですが・・・。
22 海潮音 橋浦方人 1980 山口果林の代表作。可憐な荻野目慶子もとってもいい。
23 ひめゆりの塔 今井正 1953 男の論理で始まる戦争。如何なる理由付けも意味がない。
24 切腹 小林正樹 1962 HARAKIRIという題名で海外公開される。竹光での切腹はやはり痛そう。
25 二十四の瞳 木下恵介 1954 涙の裏にリベラリストの顔が覗く。
26 無常 実相寺昭雄 1970 AVなき時代「芸術エロ」としてATG映画が一定の役割を果たす。最大のヒット作。
27 Keiko クロード・ガニオン 1979 外国の映画監督が日本女性をきっちり描いていることの驚き。
28  飢餓海峡 内田吐夢 1964 津軽海峡を境に深い差別に翻弄される男と女。三国連太郎と左幸子の演技もすごいが家族との溝に泣く老刑事、伴淳三郎一世一代の名演技。
29 雨月物語 溝口健二 1953 宮川一夫のカメラに酔える。
30 萌の朱雀 河瀬直美 1997 素人をほんとにうまく使っている。
31 となりのトトロ 宮崎駿 1988 宮崎アニメの中でも一番の完成度。中高年にも楽しめる。
32 少年 大島渚 1969 熱心な大島映画ファンですが、再度見ることは辛いものがある。この主人公の少年は本当に凛々しい。
33 東京流れ者 鈴木清順 1966 意図的に(?)省略した編集が余り気にならない歌謡曲映画。
34 刺青一代 鈴木清順 1965 清順美学と言われる色彩満載。晩年の芸術的作品群は独りよがりの感じがするのですが?
35 約束 斎藤耕一 1972 若者と中年女との切実な恋物語。映画ファンでよかったと思える逸品。
36 赤いハンカチ 舛田利雄 1964 裕次郎映画ではこれがベストワンです。
37 白い指の戯れ 村川透 1972 日活ロマンポルノの初期の傑作。主演の才人、荒木一郎はいまいずこ。
38 青春狂詩曲 中山節夫 1975 高校を舞台にしたこれぞ教育映画。
39 八月の濡れた砂 藤田敏八 1971 当時の映画青年を熱狂させた伝説の映画。
40 裸の十九才 新藤兼人 1970 連続射殺魔・永山則夫の映画化。
41 野菊の如き君なりき 木下恵介 1955 信州の風景が実に哀しく感じられる。下記の「聖子」判との比較も面白い。
42 野菊の墓 澤井信一郎 1981 松田聖子の映画と侮るなかれ。「くささ」を取った澤田演出は見事。
43 キッズ・リターン 北野武 1996 たけしの素直さが出ていて一番好感が持てる。
44 乾いた花 篠田正浩 1964 先にコマ、先にコマと呪文のように唱える、賭場の場面が印象に残る。
45 一条さゆり 濡れた欲情 神代辰巳 1972 玄人筋に大絶賛を受けたストリッパー物語。高橋明歌うところの「なかなかずくし」に乗って軽快なテンポで展開する。
46 さすらいの恋人 眩暈(めまい) 小沼勝 1978 小沼監督が得意とするSM物は苦手ですが、この作品はいい。ポルノとしての前提があるがためそんなに綺麗な女優さんを使えない。そこを逆手にとった庶民の恋物語に仕上げている。劇中に流れる中島みゆきの「わかれうた」が一層盛り上げる。
47 (秘)女郎責め地獄 田中登 1973 アート系ロマンポルノ。故林美雄氏が深夜ラジオ番組「パックインミュージック」て゛絶賛していたのが懐かしい。
48 人間の条件 五部作 小林正樹 1959
~1961
日中戦争を舞台にした戦争と人間の本質に迫る膨大な作品。今作っておかなければという切実感が伝わる。佐藤慶の鬼軍曹が怖い。
49 影の車 野村芳太郎 1970 因果応報・子供の中に潜む残酷さにかつての自分をみる。 
50 四年三組のはた 藤井克彦 1976 ポルノを作りながら一方では、児童劇映画を撮る日活の不思議。
51 ともだち 澤田幸弘 1974 ちよっとおませな子供の活躍が日活らしい。
52 ヒポクラテスたち 大森一樹 1980 医大を卒業した監督の代表作。伊藤蘭が実質一人立ちした作品。
53 女囚701号 さそり 伊藤俊也 1972 梶芽衣子、衝撃の出世作。但し強烈なイメージのため方向転換が出来ず、一時苦悩しているように感じられた。
54 博奕打ち 総長賭博 山下耕作 1968 三島由紀夫が絶賛して有名になる。私生活でも犬猿の仲である鶴田浩二と若山富三郎の葛藤がすさまじい。
55 のど自慢 井筒和幸 1999 のど自慢に集う人々を手際よくまとめている。
56 お葬式 伊丹十三 1984 なぜ監督は自殺で幕を引いたのだろうか? 一貫して体制側からの映画であった結果、闇から圧力は相当なものだったことがうかがえる。
57 異人たちとの夏 大林宣彦 1988 優しさに満ちた大林作品。名取裕子のおばけが魅力的。
58 キューポラのある街 浦山桐郎 1962 主演の吉永小百合にはこれ以上の作品はない。
59 おとうと 市川崑 1960 暗く寂しい姉弟の物語。「うっすらと寂しいのはやり切れない」
60 神様のくれた赤ん坊 前田陽一 1979 ほとんど喜劇しか撮らなかった監督。涙なくしては見られない傑作。
61 大地の子守歌 増村保造 1976 理詰めのオーバーアクションを得意とした監督。晩年まで創作意欲が衰えなかった。原田美枝子力演。
62 狂った野獣 中島貞夫 1976 映画界随一のエリート監督。どんな作品も器用にこなすも真の傑作は多くない。
63 0課の女 赤い手錠 野田幸男 1974 不良番長シリーズを延々と撮ってきた監督唯一の傑作。
64 砂の器 野村芳太郎 1974 子役がとってもいいため泣かせる映画に仕上がっている。涙を流す変な刑事・丹波哲郎もこれでいいのかもしれない。
65 下町の太陽 山田洋次 1963 けなげな下町娘を倍賞千恵子が好演。
66 霧の旗 山田洋次 1965 滝沢修の重厚な演技が格調をもたらす。
67 さらば夏の光よ 山根成之 1976 郷ひろみの役者としての才能を改めて認識した作品。
68 遺書 白い少女 中村登 1976 芝居心がある桜田淳子、宗教に走ったのは残念。
69 伊豆の踊子 西河克己 1974 古風な作品に出続けた百恵、引退後の生活を見ると制作側の読みが当たっていたことがわかる。
70 無頼より 大幹部 舛田利雄 1968 渡哲也扮する「人切り五郎」の大活躍のシリーズ物の初作。東映の任侠物より軽さが信条、山本直純の主題歌がいい。
71 剣と花 舛田利雄 1972 近親相姦風の兄妹愛を描く。新藤恵美が絶品である。一生に一度こんな作品に出会えれば幸せではないでしょうか。
72 人間革命 舛田利雄 1973 創価学会の全面協力による映画。タイアップ映画にありがちな遠慮めいたものがなく、立派な宗教映画になっている。
73 処刑の部屋 市川崑 1958 若尾文子主演。後年彼女が言うには、「作品の評価と自分の好き嫌いがかなり違っている」と、この過激な作品など最も嫌いな部類だろう。映画は監督のもの、舞台は女優のもの。そんな言われ方もする。
74 ザ・レイプ 東陽一 1982 天才肌の田中裕子を生かしきった作品を作ってほしいものだ。
75 風の谷のナウシカ 宮崎駿 1984 思想的には頂点の作品。
76 青春の蹉跌 神代辰巳 1974 不定形の芝居を得意とした、萩原健一と桃井かおりによってかなり風変わりな青春映画に仕上がった。
77 うれしはずかし物語 東陽一 1988 川上麻衣子主演なのに中年夫婦寺田農、本阿彌周子が圧倒的にいい。艶笑話をこれだけあけすけに、且つ品よく(?)まとめたのは監督の力量。
78 鬼火 望月六郎 1997 この監督奥田瑛二と組んでアウトローの面白いものを撮っているのだが、もうひとつふっきれない。今後に期待したい。
79 人情紙風船 山中貞雄 1937 戦前の映画なれど古さ感ぜず。
80 ガメラ 大怪獣空中決戦 金子修介 1995 初代ゴジラを超えたのはこの映画だけでしょう。
81 家族ゲーム 森田芳光 1983 由紀さおりがいい味を出す。
82 リング 中田秀夫 1998 伝統的な幽霊物と違った怖さ。
83 震える舌 野村芳太郎 1980 監督が何を狙ったか良くわからない映画。子供の病気を恐怖仕立てに描く。珍品
84 遠雷 根岸吉太郎 1981 農村を舞台とした重い映画。
85 太陽の王子 ホルスの大冒険 高畑勲 1968 シブリ作品の原点が垣間見えてとっても興味深い。
86 OUT 平山秀幸 2002 日常がある時犯罪に変わる。そして、徐々に高揚してゆく女たちが眩しい。
87 ザ・中学教師 平山秀幸 1992 石部金吉風の長塚京三がうまい。教師を誘う風吹ジュンが実に色っぽい。
88 忍ぶ川 熊井啓 1972 病弱な監督が執念で作り上げた傑作。加藤剛の愚直なまでの想いがすがすがしい。
89 いつかギラギラする日 深作欣二 1992 カーアクションが目玉ながら、すでに「仁義なき戦い」シリーズの後半にかなり思い切った事をやっている。黒尽くめの殺し屋、原田芳雄最後まで彼とはわからず意義ありとの声あり。さらに、スキャンダルの渦中の荻野目慶子が痛々しい。
90 胎児が密猟する時 若松孝二 1966 いわゆるピンク映画の巨匠と言われる監督の作品。赤軍に行った足立正生のシナリオが実に謎々だらけ。山谷初男主演
91 赤ちょうちん 藤田敏八 1974 主演秋吉久美子は天性の感のよさがある。発狂場面がぞっとするほど美しい。
92 書を捨てよ町へ出よう 寺山修司 1971 若き天才小僧、寺山のもとに集まった面々がユニーク。主演はまったくの素人、父親役が映画評論家の斎藤正治、後に日活ロマンポルノ裁判を闘った後、アパートで孤独死。女医役の鈴木いずみは自殺。
93 アドレナリンドライブ 矢口史靖 1999 若手監督の有望株。全編爽快感に溢れる。
94 直撃 !地獄拳 石井輝男 1974 ブルースリーの影響を受けて、粗製濫造された空手映画の中でも出来のいい一作。
95 小さなスナック 斎藤耕一 1968 日本には、ミュージカル映画が根付かない代わり歌謡曲映画という不思議なジャンルが存在する。パープル・シャドーズの面々が若々しい。
96 天使のはらわた 赤い教室 曾根中生 1979 若き日の水原ゆう紀は、壮絶なまでの美しさを持っていたが、近頃のテレビサスペンス物での姿は見るに忍びない。
97 警察日記 久松静児 1955 CG全盛のハリウッド映画ばかりが映画ではない。昔の薄ぼけた白黒日本映画の中の方が魂があると思うのです。二木てるみの天才子役が泣かせる。
98  丑三つの村 田中登 1983 古尾谷雅人の殺人鬼が実にユニーク。≪古尾谷自死す、彼の最高傑作は間違いなく「丑三つの村」。異能が生きにくい「今」、奥様「鹿沼えり」さんともどもひどくにっかつ作品が懐かしい。≫
99 生きる 黒澤明 1952 誰にでも平等にやってくる死。説教臭くないのがいい。
100 午後の遺言状 新藤兼人 1995 これだけの高齢になって、なお若々しい映画を撮る監督には頭が下がる思いです。
101 喜びも悲しみも幾歳月 木下恵介 1957 人生の苦労話を幾らされても白けるばかり。などと高をくくりながら見始めたこの作品、涙の土つぼにはまり込んでとんでもないことになってしまった。
102 座頭市 北野武 2003 たけし映画の最高傑作。というよりも戦後日本映画の財産とも言うべき驚愕の仕上がりです。タップのリズムが実に心地よい。
103 マタギ 後藤俊夫 1982 西村晃のマタギがすばらしい。猟犬の扱い方に批判が出ようとも、動物映画としては最高の仕上がりを見せる。
104 四月物語 岩井俊二 1998 小品ながら好ましい傑作、松たか子が初々しい。
105 血と骨 崔洋一 2004 圧倒する暴力が昇華される過程に、女優陣の頑張りが重要な役割を果たす。朝鮮半島との関係が微妙であればあるほどこの映画は輝きを増す。
106 パッチギ 井筒和幸 2005 大団円が見事な出来、ハッピーエンドに監督が託す未来の日本。
107 沓掛時次郎
遊侠一匹
加藤泰 1966 長谷川伸原作 渡世人の虚しさを絶頂期の中村(萬屋)錦之助が好演。
108 関の弥太ッペ 山下耕作 1963 上と同じく長谷川伸原作、中村錦之助主演の名作。十朱幸代が美しい。
109 ALWAYS 三丁目の夕日 山崎貴 2005 見事な時代考証、時代が主役。膨大な涙を流させる罪な映画とも言えよう。麻木久仁子がこんなにいい女優だったとは驚きでした。
110 スウィングガールズ 矢口史靖 2004 楽しい!楽しい!傑作ジャズ映画、音響の良い映画館で絶対見るべきです。
111 フラガール 李 相日 2006 ど迫力のフラダンスシーンに圧倒される。希望のがなかなか見出せない今、若い人が語る未来に大人は責任が持てるのだろうか? 真の傑作映画に立ち会えた喜びを感じている。
112  破戒 市川崑 1962 主人公丑松の慟哭を聞け。身分差別を具体的に描いた秀作。
113 チルソクの夏 佐々部清 2003 やや地味な主人公二人を取り囲む脇役陣がすばらしい。とりわけ山本譲二の売れない流しの演歌師に感情移入してしまう中年の人が多かろう。
114 長い散歩 奥田瑛ニ 2006 この映画は、ドン詰まりの人たちに゛果たして゛勇気を与えるのだろうか?
天使の羽に込めた監督の想いをしばし考えたい。
 誰もが陥るであろう「地獄」を冷静に見つめた、渾身の一作。
115 結婚しようよ 佐々部清 2008 強烈な拓郎賛歌。今の時代に敢えて「ハッピーエンド」の映画の意味は?
病床の拓郎は、この映画をどう見るのか聞いてみたい。
116 裸の島 新藤兼人 1960 人の生活とはこの映画のような「無意味」な事の繰り返しかもしれない。それでも私たちは生きていかなくてはならないのだ。
やはり子供の死は辛い。
117  「22才の別れ」 Lycoris 葉見ず花見ず物語 大林宣彦 2007 この曲が流れるだけでウルウルしてきてしまう。泣かせることが得意だった木下恵介監督のような展開が私にはとっても気持ちが良かった。元気の出る映画
118 歌謡曲だよ、人生は 10人の監督 2007 歌謡曲をモチーフにした短編映画集。各作品結構がんばって作りこみしている、思わぬ拾い物映画。とりわけ「ざんげの値打ちもない」「小指の想い出」は大人の映画になっている。
119 乱れ雲 成瀬巳喜男 1967 司葉子が実に美しい。微妙な愛情表現の見事さは、監督成瀬の腕でもある。
120 いつでも夢を 野村孝 1963 吉永小百合の魅力は初期作品にあり。名曲「寒い朝」を歌うシーンは映画的陶酔感あり。
121 バッシング 小林政広 2005 人は頼りにされてこそ生きられる。田中隆三絶品
122 リターナー 山崎貴 2002 最上級のエンタテイメントSF映画、鈴木杏がいい。
123 いつか読書する日 緒方明 2005 軽やかな身のこなしの「天才」田中裕子の芝居が堪能できる一遍。それでも彼女の代表作としては認められない。
124 加藤隼戦闘隊 山本嘉次郎 1944 いわゆる国策映画、見るべきは円谷英二の特撮、人が逃げ惑う空爆シーンは今見てもすごい。実写か模型か区別が付かないほど、1942年「ハワイマレー沖海戦」とともに記憶に残っていくと思われる。
125 喜劇・女は度胸 森崎東 1969 職業的下層の人たちへの温かい目に好感が持てる。花沢徳衛と清川虹子が圧倒的な演技をしている。ベテランの心意気を見た思いがする。
今の時代、このような逞しさがどうしても必要、「笑い泣きながら」この映画から学ぶことは実に多いと思える。
126 陽はまた昇る 佐々部清 2002 企業物としては実に熱くよく出来た一遍。それにしても佐々部監督駄作が一本もないのはすごい。
127 日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声 関川秀雄 1950 戦場で出会う恩師と学生、悲惨さが際立つ戦争映画の古典。
128 ゆれる 西川美和 2006 今村昌平監督張りの濡れ場にドッキリ。兄弟愛を人間愛にまで高めた演出の手腕はたいしたものだ。
129 蛇イチゴ 西川美和 2002 お金に絡んだお話なのに、借金の額が最後まで不明なのが不思議と言えば不思議な映画。監督の見識と見たがどうだろうか?美貌監督自分が主演したら?
130 身も心も 荒井晴彦 1997 身勝手な中年男女のお話と片付けるのは簡単だけれど、「夫婦論」として読み解くととっても興味深い。この映画のように、私たちは夫婦喧嘩の典型的な言葉を吐いていることに苦笑してしまった。
131 大菩薩峠 三部作 内田吐夢 1957~1959 「殺人肯定ニヒリズム」というような思想を映画にしたようにも思えるのだが、私も評価に戸惑っている。
132 宮本武蔵 五部作 内田吐夢 1961~1965 やはり東映時代劇、チャンバラ映画の金字塔。第四作「一乗寺の決斗」が最大の見せ場。
133 一番美しく 黒澤明 1944 国策映画に違いないが女性映画としてすばらしい出来上がり。内容がきれいごとと批判することは簡単だけれど時局にあわせて精一杯の作りこみをしている。主演の矢口陽子は黒澤夫人
134 根岸吉太郎 1988 やや古典的な人情活劇、役所広司と渡辺謙の芝居がいい。川合郁子のバイオリンが泣かせる。
135 ターン 平山秀幸 2000 牧瀬里穂、中村勘太郎のコンビがいい。清潔感いっぱいで気持ちいい映画に仕上がっている。
136 でらしね 中原俊 2004 画家でもある奥田瑛二の独壇場。美しい日本語を操る黒沢あすかが体当たりの演技、時折見せる笑顔がすばらしい。
137 ≪MTV Premium Live in duo 泉谷しげる≫ 吉野宏軌 2007 ライブコンサートを記録したものでミュージックDVD。泉谷の破天荒振りが全編貫かれ傑作記録映画風になっている。役者の原点はロックにあることが再認識させられる。「野良犬」「電光石火に銀の靴」は独特なギターのカッティング技術が見事。
138  棚の隅 門井肇 2007 商店主の哀しみが静かに伝わる。「商売人再生マニュアル」にもなりそうな自主映画。
139 赤い鯨と白い蛇 せんぼんよしこ 2005 「あなたを忘れない」をキーワードに人々の生きる「想い」を丁寧に描く。とりわけ浅田美代子のさり気ない演技が涙を誘う。
140 紅の拳銃 牛原陽一 1961 短命に終わった赤木圭一郎の傑作日活アクション映画。拳銃の構造から入る映画導入部がファンにはたまらない場面。
141 十七人の忍者 長谷川安人 1963 63~68年ごろに盛んに作られた東映忍者映画。「忍者狩り」とともに傑作の一本、三島ゆり子が若々しい。
142 ゆきゆきて、神軍 原一男 1987 人間「奥崎謙三」がすべて、意外な"常識人"であることが分かってくる。実はこの映画の主役は奥様、淡々と旦那に寄り添う姿にある種のカンドウを覚える。
143 ヨコハマメリー 中村高寛 2005 老娼婦を語りながら、港横浜の戦後史を紐解く。まさに教育映画
144 かもめ食堂 荻上直子 2005 「コピ・ルアック」珈琲を入れる時のおまじないが耳に残る、不思議な透明感のある映画である。北欧フィンランドの「空気」をうまく映像化している。
145 斬る 三隅研二 1962 「剣」「剣鬼」と合わせて「剣三部作」の第1作目。これが一番の出来ではあるが、剣道部の内実を描いた「剣」、チャンバラシーンが楽しめる「剣鬼」いずれも水準以上の作品に仕上がっている。
146  東京暮色 小津安二郎 1957 陰鬱な雰囲気に評価が分かれる。「フラットな暗さ」をどう見るか?小津の本音は意外とこういう破滅型の劇にあったのではないか? 有馬稲子の代表作とみた。
147 丹下左膳餘話 百萬兩の壺 山中貞雄 1935 フィルムの保存状態もよく、且つ現代の映画と比べても遜色がない、批判精神旺盛なとぼけた物語進行、天才山中の面目如実。「喜代三」おねいさんの色っぽい事と小唄が楽しい時代を超えた傑作人情時代劇。
148 ずべ公番長 ざんげの値打ちもない 山口和彦 1971 大信田礼子シリーズ第四弾最良作。映画「網走番外地」が流れるトッブシーンから快調、伴淳三郎の「カミソリの哲」が痛快。歌謡曲映画の傑作
149 流れる 成瀬巳喜男 1956 田中絹代/山田五十鈴/高峰秀子/杉村春子、当時の日本映画を支えるそうそうたる女優が競演。なかでも田中絹代扮するお手伝いさんの、一歩引いたけじめある演技がすばらしい。
150 キクとイサム 今井正 1959 混血児の姉と弟とその祖母の極貧の生活から、日本の戦後史の一端がうかがい知れる。逞しい子供たちと透明感のある音楽が印象的。
151 にごりえ 今井正 1953 三話からなる調和の取れたオムニバス映画。ある種の省略が、監督の充実感を感じさせる。
152 異母兄弟 家城巳代治 1957 徹底した軍国主義憎悪の映画。「妾」から女性に自立していく田中絹代が見事。
153 はだかっ子 田坂具隆 1961 有馬稲子の現実離れした美しい教師がいい。やや古い教師像、教育像だけれど今一度この当時の教育について考えても無駄ではない
154 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程  若松孝二 2009 赤軍映画の真打登場。後半あさま山荘内部の描き方に共感、「犯罪」への共犯こそが監督の狙いと見た。
155 浮草日記 山本薩夫 1955 大衆演劇と労働運動の合体が新しい。
156 橋のない川 【第1部】【第2部】 今井正 1969~1970 大変な労作、DVDの特典映像で主演の長山藍子が実に慎重な言い回しでこの映画について語っているのだが、いい映画に出たことに感謝しつつも、映画の中身については観客に任せると。「部落差別」が現在も続いていることを暗示している。
157 上意討ち-拝領妻始末- 小林正樹 1967 武家制度の非情さを容赦なく描く。話が単純明快なゆえ逆にチャンバラシーンに没頭できる。三船敏郎、重厚な殺陣が冴える。
158 ひとり狼 池広一夫 1968 凛とした渡世人を市川雷蔵が演じ切る。
159 にっぽん泥棒物語 山本薩夫 1965 松川事件余話、三国連太郎圧倒的な演技で笑わせる。
160 大人の見る繪本 生れてはみたけれど 小津安二郎 1932 サイレント映画の大傑作。子供たちの表情が実に生き生きしている、ズボンに手を突っ込んで歩く姿がかっこいい、さらに大人の世界を少し知ることで成長する。
161 親分はイエス様 斎藤耕一 2001 この映画の成功は、前半のヤクザの「出入り」をリアルに描いたこと。君は改心したヤクザたちを許せるか? 永遠に彼らは、いや私たちも考えなくてはならない。
162 おっぱいバレー 羽住英一郎 2008 真っ当な青春映画の傑作。主演綾瀬はるかが微妙な女性心理を演じ切る。当時の歌謡曲満載も嬉しい。
163 座頭市物語 三隅研二 1962 現在の目から見ると、とっても地味なお話と殺陣です。結核の天知茂は絶品なのは言うまでもない。
164 成熟 湯浅憲明 1971 関根恵子、大映時代の代表作。山形県荘内地方の風土と民謡が素朴な話に合っている。情けない題名はつや消し!?
165 愛怨峡 溝口健二 1937 フィルムの保存状態が悪いのは残念、しかし中身はみずみずしい女の自立のお話。山路ふみ子、河津清三郎の漫才が見事。
166 残菊物語 溝口健二 1939 これも保存状態が芳しくない。芸道物としては最高の出来。溝口映画の原型はほぼ完成の域にある。
167 いつかA列車に乗って 荒木とよひさ 2003 ジャズシーンがすばらしい。音楽の専門家が結集した音楽「人生」映画の傑作。内田吐夢監督の『たそがれ酒場』のリメークなのに本家を超えている。
168 のんちゃんのり弁 緒方明 2009 奇妙な商売映画と私は思っている。
169 お嬢さん社長 川島雄三 1953 意外な拾い物。浅草を舞台にした粋な物語が展開する。
170 ロストクライム閃光 伊藤俊也 2010 「三億円事件」の新解釈がとっても面白い「刑事もの」。真実は誰もしらないのだから、もっともらしく作るのも監督の腕。
171 座頭市血煙り街道 三隅研次 1967 第一作を除きシリーズ最高傑作。近衛十四郎の太刀さばきは流石、天下一品。
172  春との旅 小林政広 2009 現代版「東京物語」、徳永えりの過呼吸に陥るほどのラストの熱演涙なくしては見られない。
173 禅 ZEN 高橋伴明 2010 宗教映画の最高傑作。中村勘太郎、内田有紀の頑張りが見事。伴明監督のひねらないストレートな演出も堪能できる。
174 悪人 李 相日 2010 隅々にまで行き届いた演出と脇役の充実がこの映画の肝。犯罪者への冷徹な目と暖かさが奇妙な感動を呼ぶ。
175 キャタピラー 若松孝二 2010 異型の愛=究極の夫婦愛 実は女性賛歌と見たがどうだろう?
176 完全なる飼育・赤い殺意 若松孝二 2004 キワモノ作品にあらず、かなり良質なおとなの映画に仕上がっている。元モデルで主演の伊藤美華の頑張りが素晴らしい。さらに、これほど完璧な美乳は見たことがない。

177

刺青

増村保造

1966

反社会的な殺戮場面が宮川一夫のカメラで美しい。主演の若尾文子は美しさを通り越した妖艶さで観客にも迫る。

178

一枚のハガキ

新藤兼人

2010

ぼろきれの様な女を演技派大竹しのぶが熱演。姑が自殺するシーンの切なさ、弟と再婚そして初夜の哀しいまでの愛おしさ、戦争の悲惨さが如実に表れたシーンである。

179

KT

阪本順治

2002

金大中拉致事件の映画化、どの程度現実の事件とリンクしているのかは定かではないが本当らしさが際立つ一作。韓国人俳優がなかなかいい。ラストはどこかで見た気はするが意外性に拍手!!

180

監督失格

平野勝之

2011

AV女優林由美香の突然の死の現場に同行するカメラ、必然と偶然が交錯する監督と女優のすさまじい葛藤。「念仏ドキュメンタリー映画」とも言える死のにおいを感じさせる日本映画の衝撃作。

181

長屋紳士録

小津安二郎

1947

「人の情を信じてみよう」と思わせる。主演子役青木放屁(青木富夫)は後年ロマンポルノ「恋狂い」(1972年製作)等に出ている。

182

「fmale」

「ユメ十夜」

西川美和

2005

2007

西川美和監督による傑作オムニバス映画。「fmale」一遍「女神のかかと」の大塚寧々、「ユメ十夜」9話の緒川たまきの美しさは、「エロス」の域まで達している。

183

青い鳥

中西健二

2008

いじめ問題は永遠になくならないという認識から始めなくては・・・。主演阿部寛のツボにはまった奇妙な熱演はほんの少し「希望」が見える。性急な解決法はどこにもないのだ。

184

 永遠の人

木下恵介

1961

木下監督が好んで描いてきた善良な夫婦像の真逆。手籠めにして獲得した妻との地獄のような生活。それでも後半得体のしれない感動が生まれるのは監督の確かな演出と阿蘇の風景があるからだ。

185

非行少女

浦山桐郎

1963

主演和泉雅子、一人の不良少女が少しずつ成長していく過程が丁寧に描かれている。今や伝説の域に達した名作。

186

五人の斥候兵

田坂具隆

1938

日中戦争を描く戦前の作品。斥候兵が大地を疾走する姿がアクション映画としても爽快感を覚える。「君が代」「海ゆかば」を自然に歌いだす場面、さすがに戦前の映画かもしれないが素直に感動してしまう。ラストシーン、絶望的な戦場に赴く兵士に戦争のむなしさを静かに訴える。

187

北のカナリアたち

阪本順治

2013

主演吉永小百合、晩年の作品としては一番出来がいい。「二十四の瞳」吉永版といった塩梅だけれど「泣きの映画」としても合格点。

188

舟を編む

石井裕也

2013

辞書編纂という地味な作業を丹念に追う。主演松田龍平と宮崎あおいはもちろんだが、他の俳優陣の的確な演技が絶品なのである。これほど充実した日本映画はめったにお目にかかれない。私は笑いながら、不覚にもいつしか涙を流していた。

189 永遠の0 山崎貴 2013 打ち震えるほどの感動をこの映画から受けたのだけれど、さてこういう映画を作っていいものだろうか? 映画は「英霊の鎮魂」というよりある種の神がかりの物語、「軍神」の色合いが濃い。すっと背筋が寒くなる。大ヤクザを演じる田中泯が一人すば抜けている。
190 闇に浮かぶ白い肌 西村昭五郎 1972 中島丈博のシナリオがいい。世紀末風の描写と相まって主演白川和子の知られざる日活ロマンポルノの代表作である。
191 小さいおうち 山田洋次 2013 主演松たか子のベスト映画である。女中役黒木華の抑えた演技と松の品のある色気が映画をふくよかなものにしている。晩年の山田作品としても最高作である。2014年現在の日本映画トップ女優は松たか子であることを確認できる記念碑的作品である。
192 かぐや姫の物語 高畑勲 2013 最近のジフリ作品の中でも出色の出来栄え。シンプルな筋立てと美少女姫に感情移入しやすい。
193
 カミハテ商店
山本起也 2012 主演高橋惠子の「歩みのリズム」と「民族音楽のリズム」が見事に主題に寄り添う。自殺を止めない高橋の女商店主は決して不快さを呼び込まない。結局生きる意味を静かに訴える。この映画を見た人は決して死ねない。なぜなら希望の映画でもあるからだ。
194 海街diary 是枝祐和 2015 綾瀬はるか 、長澤まさみ 、夏帆、 広瀬すずのアンサンブルが実に自然で気持ちいい。とりわけ広瀬すずの美少女ぶりに期待を持つ。
195 天空の蜂 堤幸彦 2015 実にウエットな熱い熱い日本型一級アクション映画。70年代に流行ったテレビの刑事もの「特捜最前線」風なのがおかしい。主役の妻役「石橋けい」という地味な女優に注目したい。
196 シン・ゴジラ 庵野秀明
樋口真嗣
2016 フルCGゴジラが神々しい、大人向きのエンターテインメント映画としては合格。英語力発揮(?)の石原さとみがかっこいい・・もうけ役だ。
さてさて凍ったゴジラどう処理するのだろうか、などと考えたりするが・・・。
ラスト、膨大な出演者のクレジットタイトルとともに流される歴代のゴジラ映画の音楽、これは泣かせる。
197 LEGEND“1997” SU-METAL聖誕祭 2013/12/21 at 幕張メッセ イベントホール (82分) BABYMETALライブコンサートを記録しDVD 2014
10/29
発売
LIVE〜LEGEND 1999&1997 APOCALYPSE二枚組のDisc2に収録BABYMETAL三姫の圧倒的な歌と踊り、華麗なカメラワークと照明、音響、どれをとってもこれ以上の充実したコンサートは知らない。腑抜けな日本映画に一石を投じる渾身の映像
198 LIVE AT WEMBLEY
2016/04/02イギリス・ウェンブリーアリーナ
BABYMETALライブコンサートを記録しDVD(105分) 発売日2016/11/23 Yuimetal、Moametalが成長し一層迫力のあるダンスが楽しめる。Sumetalは美しく、「紅月」迫力の歌声で他を圧倒する。神バンドには意図的にスポットが当たりテクニックを堪能できる。ファンとしては嬉しい。
199 怒り 李相日 2017 「無理筋」を感じないではない。
しかしながら、女優陣の頑張りで見事な仕上りであることには変わりはない。
とりわけ宮崎あおいの演技は崇高さのレベルまで持って行っている。

 


 
 

この画像に注目  ⇒ 極私的ネガティブ映画傑作選

※日本映画の傑作と言われる作品群は 、多くは暗く陰鬱である。そこが外国映画にないいいところではあるが欠点でもある。

その中でも群を抜いてネガティブな日本映画が存在する。

失敗作の場合もあるが、現在の目で冷徹に観察すると恐ろしいほどの「現実感」があることがままある。
私は、すくなくとも生きる意味をその作品群から享受していたことも事実である。

そして、映画を見続けたことは紛れもなく「極私的ベスト映画」を探す旅でもあった。
生きることは、死を考えることであり、「性」も大事なことは70年代初期の日活ロマンポルノから学んだ。

木下恵介監督作品「永遠の人」に出会えたことそれは奇跡のように思えるのだ。
 
                       

 

 

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